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修正液(しゅうせいえき、英語:correction fluid)とは、紙等への筆記を、紙の色と同色で塗りつぶすことによって修正する筆記具の1つ。一般に白紙への使用を考慮して、白色であることが多いのでホワイト等とも通称される。一般には、修正専用の筆記具が売られており、液状のものだけでなく、クレヨン状やテープ状のものもある。 インク消しが修正液と呼ばれることがあるが、全く違う種類の液体である。そちらについてはインク消しの記事を参照。 == 概要 == 紙と同色で不透明な顔料が溶剤に溶かしてある。溶剤は、修正対象であるインクを溶かさず、乾燥が早い必要があるので、一般に有機溶剤(メチルシクロヘキサンなど)が使われることがほとんどだが、水を使用したものもある(例:ライオン事務器 ミスノン W-20など)。溶剤を乾燥させる必要があるため、塗布後の再筆記には一定時間置く必要があり、また乾燥していない状態で触れて手を汚すこともあるのが最大の欠点である。これらを克服した修正テープの登場により、近年の需要は減少傾向である。 書類での誤字の修正や漫画などで線がはみ出したりした際に使うことが多い。修正した文書をコピーすると、修正した箇所がわからなくなる。しかし、通例ビジネス文書ではあまり使用することは好ましくないとされ、とりわけ金銭授受に係わる重要な書類などはこれによる修正は不可とされている。 また、インクの種類・紙の種類によっても使用する顔料・テープの色は異なっており、例えば一般的な修正液は光沢のある白色が用いられるが、白色度の低い再生紙用として若干茶色を帯びた製品もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「修正液」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Correction fluid 」があります。 スポンサード リンク
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